大切な手帳やお気に入りの文房具が可愛く持ち運べて、机の上ではしっかりと自立するY-Styleの「手帳が入るペンケース」。
TVでも紹介され話題となり、文房具好きの方や働く方、学生さんからもとても人気の高い商品です。
この商品の魅力はなんといっても、いろんな種類の文房具を一つにまとめられて、きれいに収納することができること。
そして手帳と文房具を一緒に持ち運ぶことができるという点です。
今回はそんな「手帳が入るペンケース」の製作の裏側について、お届けいたします。
カラーペンやマスキングテープ、のりやシールなど、種類豊富な文房具。みなさんはどのくらいの種類の文房具を使っていますか?
最近では文房具の進化もめまぐるしく、おしゃれでかわいいものがたくさんあり、コレクションとしてついつい集めたくなってしまいますよね。
手帳を書いたり、自分の頭の中を整理したり、家計簿をつけたり…日頃からお家の中、学校や職場などでも、文房具を使う機会って結構多いと思います。
そんな中で、『たくさんの種類の文房具をどのように収納したらよいのか分からない!』『気づいたら机の上が文房具で溢れている』なんていう声が届きました。
また、ペンケースの中で文房具が埋もれてしまい、使いたいモノがすぐに取り出せない、なんていうストレスを感じたことはありませんか?
文房具と一口に言っても、サイズも形もさまざまで、小さなペンケースには入りきらないこともしばしば。
できればお気に入りの文房具は常に持ち歩いていたいですよね。
小さなシールなんかは、ペンと一緒に入れてしまうと汚れてしまったりして、別のケースに入れて持ち歩いている、なんていう方もいると思います。
そんな『文房具をキレイに片付けたいのに片付けられない!』『いろんな種類の文房具をまとめて持ち歩きたい!』というお悩みをなんとか解消できる方法はないだろうか、と考えたのが、「手帳が入るペンケース」の生まれるきっかけとなりました。
ただたくさんのものが入るだけのペンケースではなく、ペンケースを使うたびに気分が上がったり、使い勝手にこだわる、そんな要素も必要だと私たちははじめに考えました。
どんな商品にするか話し合っていく中で、文房具がキレイに整頓されていると、いろんな事がやる気になるよね!という声が。
たしかに見た目がキレイだと、自然と「よし!やろう!」と気合やスイッチが入るし、逆にぐちゃぐちゃな状態だと、何をやるにも集中力が切れてしまったり…。
また、カフェや出先で手帳を書いたり勉強したりする人にとっても、便利で役立つ商品にしたら、もっと多くの人の悩みを解消できるんじゃないか。そんな風にも考えました。
悩んでいる人の声をもとに、どんな仕様にしたらみんなの悩みが解消できるのか、社内で様々な意見を出し合い、ペンやマスキングテープなどサイズの違うものたちが”キレイに収納”できて、”省スペース”でも使えるように自立する仕様に、そして手帳やノートも一緒に持ち運びがしやすいようなペンケースの形にたどり着きました。
収納のしやすさと、出し入れのしやすさ、また省スペースにも置けるコンパクトさを叶えるためには、しっかりと『自立すること』が重要でした。
まずどうしたらバランス良く立つようになるのか、その調整にとても時間がかかりました。
ペンケース自体が自立しても、実際にペンや文房具などをいれていくと、その重みで倒れてしまうのです。
じゃあペンケースに重みをプラスしてしっかりと自立するようにしたら良いんじゃない?そうするとペンケースの重みと文房具の重みで、持ち運びには適さない重さになってしまいます。
日常の中でお客様が使いやすいように、軽量にもこだわって製作をしていきました。
ペンケースを開いたときも、閉じたときもバランス良く自立するように工夫したり。
文房具は軽いものもあれば重たいものもあり、その種類はさまざまですよね。
どれくらいの強度にしたら、倒れることなくずっと自立し続けてくれるのか。
試作品を作って、実際にポケット部分に文房具をいれてみて、取り出しにくさやバランスの悪さがあったら、修正をしていく。そんな風にして細かな調整を、何度も何度も繰り返し行いました。
そしてようやく、ペンケースを開いた部分にマグネットをつけて固定することで、安定して自立することができる仕様にたどり着きました。
また、どの位置にどんなポケットを付けたらよいかも、出し入れのしやすさを追求する上で、とても重要なポイントでした。
実際にどんな文房具を、どのくらい入れて持ち歩きたいのかを調査し、入れたいモノのサイズや形に合わせてポケットの配置やサイズも調整しています。
シールのような細々したものは、ポケットに入れると沈んでしまい、何が入っているのか見えなくなってしまいますよね。
それでは使いたいと思ったときに、すぐに取り出せず、ポケットの中身を全部出して探さないといけません。
いつどんな時でも、サッサと取り出せることが理想だったため、どこに何が入っているのかひと目でわかるように、中のポケットをメッシュ素材にしました。
これでシールだけでなく、付箋やクリップなどの細かいものも探すことなく、使いたい時にすぐに使えるペンケースに仕上がりました。
『使い勝手だけでなく、見た目も気分があがるようなおしゃれなデザインがいい!』そんな想いで、見た目のおしゃれさにもとことんこだわって製作していきました。
はじめは数あるサンプルの中から、良さそうな素材を探しましたが、なかなか納得のいくものに出会えず…。
時間がかかっても、自分たちが納得して使いたい!と自信を持って言えるような、おしゃれさと高級感は絶対に譲れませんでした。
最終的に、生地と芯材を別々で探し、オリジナルで組み合わせてキルティング素材を作りました。
可愛いだけでなく、上品さもあることで、子供から大人まで幅広い世代の方に使っていただけるようなデザインに仕上げました。
また、ファスナーの滑らかさも、何度も試作品を作って使いやすさを調整しています。
使いたいときにサッと開くことができる、そのためにはファスナーの使い勝手の良さも大事なポイントです。
細かいパーツにも時間をかけて、納得のいくものを採用しています。
一人でも多くの人にこの「手帳が入るペンケース」を使ってもらい、日々の生活が楽に、豊かになればいいなという想いを込めて、私たちスタッフは最後まで妥協をせずに商品づくりをしているのです。
誰でも簡単に、きれいに文房具を収納することができる「手帳が入るペンケース」。
ただ手帳やノートが入るだけでなく、使いたいモノがすぐに取り出せる、探しモノがゼロになる、自立する、持ち運べる、そんな嬉しいポイントが満載の推し文房具になりました。
文房具の整理に困っている皆さまのお悩みと、私たちスタッフの強い想いとこだわりから、見た目も使い勝手も、細部にまでこだわって出来上がった「手帳が入るペンケース」。
ぜひお気に入りの文房具と手帳を入れて、ご愛用いただけたらうれしいです。
その先に、素敵な文房具時間が生まれることを、スタッフ一同願っています。